グループ会社の常石造船の各工場(常石、セブ、舟山)で建造された多様な船種船型の自社新造船を保有し、世界中のオペレーターに貸し出すとともに、自社でもお客様の貨物を海上輸送するサービスを行っており、グループの海外子会社を含め、世界中に5つの船舶管理拠点(シンガポール・インド・フィリピン・ベトナム・ノルウェー)にて、保有船のみならず、グループ外船社からの受託船の船舶管理サービスをワールドワイドに展開しています。
世界中を旅する本船のタイムゾーンに合わせ、リアルタイムに対応する船舶管理体制を構築し、船主、用船者、荷主の要請にお応えするべく、日々練度を高めております。
Ship Management船舶管理
船舶管理
グループの常石造船の各工場(常石、セブ、舟山)で建造された多様な船種船型の自社新造船を保有し、世界中のオペレーターに貸し船舶管理サービスのために、デジタライゼーションの推進をもって、効率的な購買活動や運航状況、船員情報などあらゆる活動をモニタリングできるシステムを自社開発し、日々のオペレーションの透明性を確保しております。
今後とも、最新のテクノロジーの導入を進め、高度な船舶管理体制を構築するとともに、ステークホルダーの満足度向上に寄与して参ります。
船員育成
神原汽船では、フィリピン、ベトナム、インドの各地に独自の船員配乗拠点を設けており、常に優秀な船員の雇用と配乗ができる体制が整えています。
またフィリピンのマンニング拠点では、経験のある船員のリクルート活動のみでなく、所有の訓練施設において自社船員の養成を行っております。既に多くの士官候補生が乗船勤務を開始しており、近い将来、自社育成の船機長が誕生する見込みです。
加えて、フィリピンの優良な現地マンニング会社とも長期的なパートナーシップを結んでおり、所有船へ優秀な船員を安定的に配乗する体制を確立しております。
修繕拠点
最良の輸送品質を担保するため、神原汽船とグループ会社一体となって、本船の運航を管理し、法令で定められた修繕メンテナンス(定期入渠)を実施しています。
神原汽船の修繕拠点は、グループの常石造船を始めとして、友好関係にある舟山地区の修繕専業の造船所があります。世界中を旅する管理船の万一の事態に備え、経験豊富なスタッフが、各拠点から世界の各港に飛び立つスタンバイは365日24時間体制です。
神原汽船の修繕実績は、東アジアに止まらず、東南アジア、欧州、南米の各造船所にのぼります。今後とも、修繕拠点の拡充と世界各地のパートナーとの友好関係を維持してまいります。